在宅勤務では社外で仕事をすることにより、思わぬトラブルが生じることがあります。
カフェなどの公共の場で仕事をする場合には、画面の覗き見・盗み見に気をつけましょう。
画面の内容を他人に読み取られることがあります。
スマホなどでよく利用する覗き見防止フィルターをパソコンの画面にも貼っておきましょう。
パソコンにはスクリーンセーバーを設定しておくことも有効です。
またわずかな時間でも離席する場合は、パソコンを放置しないようにしましょう。
無料Wi-Fiは便利ですが、セキュリティレベルが低いものは通信が盗聴される危険性があります。
会社でVPN接続サービスに契約してもらえるとよいのですが、自分のスマホのデザリングサービスを利用する場合には、パスワードは類推しづらい複雑なものを設定しておきましょう。
自宅で仕事をする場合には、公私を区別しにくいこともあります。
大事な資料や機器類などをうっかり家族が廃棄してしまうということもありえます。
家族の方が何気なく家で撮影した写真をSNSにアップロードすることで、情報漏洩が発生するケースがあります。
自宅に持ち帰っていた発売前の新製品に関する情報がリークされてしまったのです。
家族の方はもちろん悪気はないのですが、実際にこのような事故が起きていますので、自宅とは言え、生活の場と切り離した仕事のためのスペースを確保できるように家族にも協力してもらうようにしましょう。
在宅勤務で、会社支給でない自分のパソコンを利用する場合には、OSやインストールしているソフトウェアを常に最新のものにアップデートしておきましょう。
ハッカーやコンピュータウィルスは、アップデートされていない所を狙って侵入します。
一旦侵入されてしまったら、自分が送ったメールによって更に多くの人にコンピュータウィルスをまき散らすことになります。
これらの点に気を付けて、有意義な在宅勤務にしていきましょう!
在宅勤務については、以下のようなサイトやガイドラインも参考にしてください。
総務省「テレワークセキュリティガイドライン第4版」
内閣サイバーセキュリティセンター「テレワーク実施の方へ」