お問い合わせをいただいてから、課題解決までの流れをご紹介します。
※IT企業のような売り込みは一切致しませんので、ご安心ください。相談のみでも大歓迎です。
1.お問い合わせからコンサルティング提案まで
お問い合わせはこちらのフォームをご使用ください。
通常24時間以内に折り返しのご返信をさせていただきます。
ご提案後、ご契約を締結させていただき、次の「貴社の課題解決までの流れ」がスタート致します。
ご提案までは一切無料です。この段階で、する・しない、をお決めいただいて結構です。
2.貴社の課題解決までの流れ
課題解決は大きく、調査フェーズと実行フェーズの2段階構成で支援をさせていただきます。
調査フェーズとは、
- 【経営診断】
まずは貴社の全体像を把握することから開始します。全体像を捉えたドラフトを作成しておくことで、問題点や課題がどこに起因するのかを明らかにしていきます。 - 【基本方針の策定】
問題点や課題を把握したら、次はこれらを優先順位化します。 - 【アクションプラン】
この段階で、ITを導入すべきかどうか、またするとすれば、どのような方式で導入すべきかといったことを検討します。また導入後の定量的なKPI(目標値)も設定します。
実行フェーズとは、
スケジュールを作成し、要件定義・システムの実装など具体的な作業に入ります。
KPI(目標値)を検証し、改善計画→見直しのアフターフォローを実施します。
まずは調査フェーズの【経営診断】についてお話を致します。
2.1 経営診断
経営診断では、現状把握・問題点の特定・課題の設定を目的としています。
問題→課題の設定が表層的なものに留まらないように組織全体の構造や外部環境にまで踏み込んで、現状把握をすることが重要です。
例えば、「売上が減少した」→「営業を強化する」だけではなく、競合企業の参入・新サービスの登場といった外部環境の変化や、営業スタッフを投入すべき分野などの人員配置の問題、営業管理・事務との連携など内部環境にも踏み込みます。
パラダイムシフト(社会構造の変化);テレワークによる在宅勤務など社会構造の変化も考慮します。
経営診断の次は【基本方針の策定】です。
2.2 基本方針の策定
経営診断にて、課題の設定まで決めたら、次は基本方針を策定します。
基本方針では、課題をリスト化し、優先順位を付けます。
課題は多く出ると思いますが、一度に多くのことを手掛けるより、一局集中して取り組む方がリソースを有効に活用でき、効果的です。
※総花的にたくさんのことに手を付けると、どれも中途半端の終わるケースが多いです。
現状(As-Isモデル)からあるべき姿(To-Beモデル)へのギャップを埋めるようなものを基本方針とします。
基本方針を策定したら、次は【アクションプラン】を決定します。
2.3 アクションプラン
基本方針に沿った具体的な方策とKPI(営業利益率の向上、インシデント回数削減など目標指標)を検討します。
具体的な方策として、課題解決手法には以下のようなものが想定されます。
こういった課題解決手法から、貴社の抱える課題を解決するために最もふさわしい手法を選択します。
2.3.1 アクションプラン例① クラウドサービス
クラウドサービスでは、以下のようなものが想定されます。
- ポータル導入による社内コミュニケーション
- ファイル共有サイト導入による情報共有
- ラーニングサービス導入による従業員教育
- ワークフロー活用による社内決裁の早期化
2.3.2 アクションプラン例② セキュリティ対策
テレワーク・在宅勤務の流れは今後も続くことが予想されます。
中小企業も例外ではありません。
テレワーク・在宅勤務を安全に進めるために、セキュリティ対策をしっかりと立てておきましょう。
セキュリティ対策では、以下のようなものが想定されます。
※最近のサイバー攻撃は中小企業をターゲットにするケースが見受けられます。
- 情報資産の棚卸
- セキュリティポリシーの制定
- セキュリティ対策ソフトウェアの選定・導入
- セキュリティ教育・訓練の実施
中小企業セキュリティ対策の進め方については、こちらのページもご参照ください。
2.3.3 アクションプラン例③ AI導入
AI導入では、以下のような手順で実施します。
AIで実施したいことを明確にします。AIでできることは以下の2つに大別されます。
回帰 | AIが出す答えが、数字そのものになります。 例えば来月の売上金額・個数や発注数を予測したり、住居条件などから家賃を予測する場合がこれに該当します。 |
分類 | あるデータ群を特徴に応じてグループ化し、識別することです。 例えば画像や文字の識別、商品サイズによる選別などがこれに該当します。 |
- データの収集・整理
AIに学習させるためのデータを収集・整理します。
AIに学習させるためには、CSVファイルなどコンピュータが読める形式で用意しておく必要があります。
- モデルの構築と検証・運用
目的やデータに合ったモデルを選択し、検証します。
AIでも100%の正確さは保証できませんので、AIと人によるチェックをどう組み合わせて運用するかという運用設計もポイントになります。
2.3.4 アクションプラン例④ エンドユーザーコンピューティング
EUC(エンドユーザーコンピューティング)とは、Excel・Access・Pythonなどを活用して、ツールを作成し、業務の効率化を図る手法です。
例えば、毎月の月次決算が入力ミスの訂正などにより時間がかかる、という問題がある場合
→Excelで制定フォーマットを作成しておく。制定フォーマットには、入力規制でエラー表示やプルダウン入力を設定しておき、後続処理の入力ミス訂正を省く。
→Excelフォーマットの集計はAccessで行い、データベース化しておく。必要なデータを画面表示したり、帳票形式で印刷することもできる。
2.3.5 アクションプラン例⑤ BCP(事業継続計画)策定
BCP(事業継続計画)とは、緊急事態発生時における事業の継続計画を立案するものです。
業務改善・働き方改革につながるものやセキュリティ対策につながるようなBCPを作成することをご推奨いたします。
ここまで調査フェーズでの、経営診断→基本方針の策定→アクションの流れを見てきましたが、次はいよいよ実行フェーズになります。
2.4 実行フェーズでの取り組み
アクションプランまで作成できたら、実行フェーズになります。
実行フェーズでは以下の手順で進めます。
①アクションプラン実現ための実行計画を作成します。
②具体的な担当者を決め、プロジェクトチームを組成します。
アクションプランを導入した後、アフターフォローとして、KPIの検証を行います。
KPIが当初の目標値に達しない場合、見直し→改善を繰り返していきます。
以下のようにPLAN→DO→SEE→ACTIONのサイクルを回していきます。
3. スケジュール
以下に標準スケジュールモデルを示します。
※プロジェクトによってスケジュール期間は異なります。下記は標準スケジュール例です。
最後に、
貴社の課題解決の流れを見てきましたが、課題は千差万別です。
まずはお話を伺い、貴社の経営者・従業員の方に一番有効な解決手段をご相談しながら進めさせていただきます。
まずはお問い合わせからスタート致しましょう!