DDosとは「Distributed Denial of Service Attack」の略で分散型サービス妨害攻撃というサイバー攻撃です。
前回「サービス停止を狙うDoS攻撃について知っておきましょう!」でDosについて説明しましたが、DDosは分散した複数の端末からDos攻撃を仕掛けるものです。
DDos自体は昔からあるものですが、最近の特徴としては、仮想通貨で支払いをするように脅迫し、その後DDosで大量のデータを送信してきます。
DDosの恐ろしいところは、自分がハッカーに利用されている可能性があり、自分も攻撃に加担しているケースもあるということです。
DDosで攻撃を仕掛ける端末は、コンピュータウィルスを事前に仕込まれ、これを遠隔操作することにより、攻撃者として振る舞います。
まず自分がコンピュータウィルスに感染しないように用心することが基本になります。
不審なメールの添付ファイルを開封したり、本文に記載されているURLをむやみにクリックして怪しいサイトにアクセスしないことです。
また古い設定がDNSサーバ(サイトのドメイン名からIPアドレスを返答するサーバ)に残っていて、これが利用されるケースがあります。
システム管理者の方へ
DNSのコンテンツサーバとキャッシュサーバは分けておきましょう。
キャッシュサーバは社内からのアクセスのみ許可するようにしておきましょう