中小企業のためのセキュリティ対策

FBIが制作した企業スパイ映画 ”The Company Man” で情報漏洩の手口を学ぶ

thecompanyman

linkedinで履歴書を見たというヘッドハンターから電話をもらい、企業の情報漏洩にまで発展する、そんな実話をFBIが短編映画にしてYoutubeにリリースしました。

The Company man (日本語字幕付き)です。

linkedinを足掛かりにした情報漏洩事故については、当サイトでも「SNSで近づいて情報漏洩に発展」という記事で取り上げました。

この短編映画も実話に基づいてFBIが制作したストーリーです。

どのようにアプローチしてくるのか、知っておくと参考になると思います。

30分程度の短編映画ですので、一度ご覧になることをお薦めします。

この映画の中で、中国企業の社員がアメリカの企業に商談と称して訪問するシーンがあり、会議の途中で中国企業の社員のうちの一人でトイレで中座するシーンがあります。

この社員は、訪問先企業のオフィスに忍び込み、パソコンにフラッシュメモリーを挿そうとしますが、制止されます。

訪問客が簡単にオフィスのパソコンにアクセスできるなんて、いくらなんでもセキュリティ甘過ぎ!と思いましたが、実際にはそういう会社も多いようですので、気を付けましょう。

この映画のような方法で社内データが盗まれてしまうかもしれません。

ABOUT ME
早稲田大学政治経済学部卒業。 みずほ情報総研株式会社(現みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)、政府系金融機関SI企業勤務を経て、2020年アイトクコンサルティング設立。 ITを活用した業務改善、セキュリティ対策、クラウドサービス導入など中堅・中小企業を中心にIT・経営支援に従事。